クラミドモナスの時計変異体の網羅的分離と時計遺伝子のクローニング
Project/Area Number |
19770003
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Genetics/Genome dynamics
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
岡本 和久 名大, 研究員 (10402455)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥3,790,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2007: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | 生物時計 / 概日リズム / 藻類 / クラミドモナス / 時計遺伝子 / 走光性 / ルシフェラーゼ / 変異体 |
Research Abstract |
本研究では、多チャンネル走光性測定装置を開発し、単細胞性の緑藻であるクラミドモナスにおいて走光性の概日リズムを測定する。さらに、変異源処理により概日リズムが異常になる時計変異体を単離し、原因遺伝子を同定する。 今年度は48チャンネル型の走光性測定装置の試作機を完成させ、クラミドモナスの走光性リズムを1週間に渡って測定することに成功した。また、本研究室で並行して進めていた葉緑体ゲノムに組み込んだルシフェラーゼ遺伝子に由来する生物発光を指標とした時計変異体の単離が成功したため、それらの原因遺伝子の同定を行い、クラミドモナスの時計遺伝子を世界で初めて決定した。今年度の成果により、葉緑体生物発光のリズム変異体において走光性のリズムにどのような異常が現れているかを調べることが可能になった。また、葉緑体生物発光リズムの変異体作製/原因遺伝子の同定で得られた遺伝子タギング法のノウハウを生かして、走光性を指標に概目リズム変異体を単離し、原因遺伝子を同定することが可能になった。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)