Population genetic structure of freshwater zooplankton in Japan
Project/Area Number |
19770010
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Ecology/Environment
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
MAKINO Wataru Tohoku University, 大学院・生命科学研究科, 助教 (90372309)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥3,670,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2007: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | 移動分散 / プランクトン / 生活史特性 / ミトコンドリアDNA / 分子生態学 / 日本 |
Research Abstract |
本研究では、1)知見の乏しい、我が国の淡水産動物プランクトンの遺伝的多様性を評価すると同時に、2)動物プランクトンの移動分散能力(飛翔能力)はタクサ間の生活史特性の違いに応じて変化する、という従来の「漠然とした理解」を検証すること、を目的とした。得られた結果は、1)については、Sinodiaptomus valkanoviというヒゲナガケンミジンコのニュージーランドへの侵入を分子生態学的に確認し、また形態的に識別できない隠蔽種の存在を日本の淡水産動物プランクトンにおいて初めて発見するなどの成果を得た。2)については、ミトコンドリアDNAのCOI領域の塩基配列データからは、移動分散(=飛翔能力)のタクサ間差が「漠然とした理解(すなわち飛翔能力がミジンコ類>ヒゲナガケンミジンコ類>ケンミジンコ類となる)」と一致する、という当初の仮説を支持する結果は得られなかった。その理由としては様々な要因が挙げられるが、分子進化速度がミジンコ類<ヒゲナガケンミジンコ類=ケンミジンコ類、とタクサ問で異なり、それが解析のノイズとなった可能性が考えられた。
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Report
(3 results)
Research Products
(5 results)