Research Project
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
河川を流下する陸起源有機物は、河川生物に代謝されながら海洋へ輸送されてゆく。しかし、流下有機物の分解速度を流域スケールで推定した研究はない。そこで、富士川水系全域における陸上炭素の無機化速度を推定した。その結果、本流域では市街地・農地を流れる小河川で呼吸活性が著しく増加し、陸起源炭素が大量に無機化されていることを明らかにした。このことから、 河川の大きさと周辺の土地利用が陸域から海洋への炭素輸送を大きく変化させていることが示された。
All 2009
All Presentation (2 results)