Research Project
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
本研究においては、リガンドとして細胞に作用させるためのWnt蛋白質の作製を行った。マウスL細胞においてWnt-11蛋白質やC末端側にヒスチジン6個を付加した蛋白質(Wnt-11-His6)を培養上清中に分泌する細胞株を樹立した。また、Wnt-4ノックアウトマウスでは腎臓が欠損することが知られていることよりWnt-4は腎臓形成に必須であると考えられる。そこで、Wnt-4の細胞内シグナルを解析するために、Wnt-4蛋白質を発現する細胞株を樹立した。この培養上精でNIH3T3細胞を処理するとDvlがリン酸化することや293細胞においてTcfの転写活性化が亢進することを見出した。
All 2008
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