Research Project
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
酵母のGTS1遺伝子を過剰発現させた際に細胞の凝集・熱耐性が見られるが、この際にクロマチンの構造変化が示唆されている。Gts1タンパク質と相互作用するタンパク質の精製・同定を試みたところ、Ssa1が相互作用タンパク質であることを明らかにした。また、Ssa1と相同性の高いSsa2も相互作用することが分かった。二重破壊株ssa1Δssa2Δを作製し、GTS1を過剰発現させると、細胞の熱耐性がより向上した。以上のようにGTS1過剰発現による細胞の熱耐性誘導機構に関して興味深い知見が得られた。
All 2007
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