酵素切断部位をもつ新規ハプテン-ペプチド付加体を活用した高親和力変異抗体の創製
Project/Area Number |
19790399
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Laboratory medicine
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Research Institution | Kobe Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
加藤 芳徳 神戸薬大, 薬学部, 助手 (10368491)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥3,780,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2008: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | ハプテン / エストラジオール / 高親和力 / 抗体 |
Research Abstract |
本年度は高親和力抗体の回収を可能とするペプチド修飾ハプテンの作製に従事した. まずペプチドについて,トリプシン切断配列とHis6タグおよびその間に数残基のアミノ酸をスペーサーとして組み入れたペプチド(23アミノ酸:N-GGSGGIEGRGAHGGSGGHHHHHH-C)を合成した.合成したペプチドについて,高速液体クロマトグラフィーにより精製した.次にエストラジオール(E_2)の7位カルボキシエチルチオ誘導体(E_2-7CET-NHS)とペプチドを反応させ,ペプチドのN末端にE_2を結合させた.反応生成物を高速液体クロマトグラフィーにより精製し,質量分析計により目的とするペプチド修飾E_2が作製されていることを確認した. 作製したペプチド修飾E_2のトリプシン存在下および非存在下における抗E_2抗体との反応性について,抗His6タグ抗体固定化プレートを用いて確認した.その結果,トリプシン非存在下で抗原量に依存したシグナルの増大が認められた.また,トリプシン処理によりこのシグナルが消失したことから,作製したペプチド修飾E_2が意図したとおりの生化学的特性を有していることを確認した.
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)