Research Project
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
肝細胞増殖因子(HGF : hepatocyte growth factor)が動脈硬化の指標として有用であるか否かについて一般住民検診により検討した。1999年福岡県田主丸町での検診で我々は1474人もの健康な一般住民よりHGF濃度を測定していた。今回はその1474人の追跡調査を行い、動脈硬化性疾患(脳心血管疾患)の発症・死亡の有無について検討した。1474人中死亡者は117人であった。動脈硬化性疾患死とHGF濃度との有意な関連性は証明できなかったが全死亡とHGF濃度の関連性が示唆される結果であった。
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