Research Project
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
気管支喘息での主体であるアレルギー性気道炎症では、転写因子NF-κBの活性化が関与しているといわれており、今回NF-κBの活性化に関与するIκBキナーゼβ(IKKβ)の阻害剤であるIMD-0354を用いて抗原感作、気道過敏性、アレルギー性気道炎症、神経原生炎症に対する抑制効果について検討した。IMD-0354投与により気道過敏性は減少した。組織中の好酸球数浸潤やTh2サイトカイン、神経成長因子産生は減少した,またこの薬剤を抗原感作前に投与しても同様の結果を得た。以上からIKKβは気管支喘息に重要な役害1」を果たしており、この阻害薬は新たな喘息治療薬となる可能性があると考えられた。
All 2009 2008 2007
All Journal Article (2 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (6 results)
Int Arch Allergy Immunol 148
Pages: 186-98
International archives of allergy and immunology 148
Pages: 186-198