分子標的を認識する磁性ナノ粒子による診断および低侵襲治療の開発
Project/Area Number |
19790927
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General surgery
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
高橋 洋子 慶應大, 医学部, 助教 (70383809)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥3,690,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2007: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 乳癌 / 鉄磁性体 / 温熱療法 / 外部エネルギー / 分子標的治療 |
Research Abstract |
磁性ナノ粒子に熱応答性ポリマーによる修飾を加えその表層ニビオチンが固定化されたビオチン結合熱応答性磁性ナノ粒子と、アビジンが結合した蛍光色素を操作し蛍光熱応答性磁性ナノ粒子を作製した.その過程で熱応答性磁性ナノ粒子の特徴である一定温度に達すると凝集し一定温度以下になると分散状態に戻すことができるという可逆的な性質を利用した.蛍光熱応答性磁性ナノ粒子を抗EGFRマウスモノクローナル抗体と反応させることにより抗EGFR抗体結合蛍光熱応答性磁性ナノ粒子を作製した.これをEGFR過剩発現細胞株(A431)とEGFR低発現細胞株(WiDr)に反応させたところ、EGFR過剰発現株(A431)、では抗EGFR抗体蛍光熱応答性磁性ナノ粒子投与により蛍光が強く確認された.このデータの再現性を確認するとともに、その温度環境や濃度を検討を行った.こういった基礎的データをもとに、A431、WiDrをヌードマウスの皮下に注入し腫瘍を作製し、尾静脈より抗EGFR抗体結合熱応答性磁性ナノ粒子を投与し熱応答性磁性ナノ粒子の体内分布を確認した.これにより肝臓に蛍光反応が確認され腫瘍部分でも弱い反応が確認された.温度操作やEGFR抗体蛍光熱応答性磁性ナノ粒子濃度を調整することにより、より腫瘍に特異分布するように実験を行っている.さらに鉄磁性体の磁場環境における発熱の基礎的データを収集し、その反応熱を分析することで今後のMRI造影剤としての役割からさらに発熱による腫瘍焼灼を考察し、温熱治療としての有用性を検討した。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)