Budget Amount *help |
¥3,220,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Research Abstract |
2000年以降の当施設で手術摘出した頭蓋内悪性リンパ腫30例の組織でのAurora発現を検討した所、ほぼ全ての組織でAurora-A,Aurora-Bキナーゼの発現亢進を認めた。また、Auroraキナーゼの発現は、特に分裂期の細胞およびMIB-1で染色される細胞での発現が多かった。摘出した悪性リンパ腫からの細胞株の樹立は難しく、現在も細胞株の樹立中である。また、Auroraキナーゼのノックダウンによる細胞死や細胞周期の解析も現在検討中であるが、Auroraキナーゼのノックダウンによりアポトーシスが増加する傾向が認められた。頭蓋内悪性リンパ腫におけるAurora-A,Aurora-B蛋白の高発現より、頭蓋内悪性リンパ腫の治療標的としてこれらの蛋白の阻害が奏功する可能性があると考えられた。
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