Budget Amount *help |
¥3,720,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Research Abstract |
GFAPは星状細胞の骨格蛋白であり,心肺停止蘇生後において神経学的予後不良症例で上昇を認めた.神経学的予後良好症例では上昇を認めず,予後予測における特異性の高さが示唆された.従来の予後予測マーカーであるNSE(神経特異エノラーゼ), S-100B蛋白と比較し,脳低温療法による抑制などの影響を受けにくく, NSE・S-100B より血清中での脳特異性の高さが頭部外傷症例で示された.また近年報告された予後予測マーカーであるプロカルシトニン(PCT)との比較試験から,GFAP・PCTの組み合わせが今後神経学的予後予測に有用な可能性が示唆され,多施設共同研究等の前向き試験で臨床応用にむけて,今後確認していく予定である.
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