Research Project
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
マイコプラズマのリポタンパク質に由来する活性リポペプチドであるFSL-1を用いて、自然免疫において重要な役割を果たすファゴサイトーシスの分子メカニズムについて調べている。2007年度は、FSL-1はマクロファージに取り込まれ、その取り込みはクラスリン依存的であること、ならびにその取り込みはFSL-1の受容体であるTLR2非依存的であること明らかにした。しかしながらFSL-1の取り込みに重要な受容体は不明のままであった。そこで2008年度は、FSL-1の取り込みに重要な受容体を検索し、CD14ならびにCD36が重要であることを明らかにした。これらの詳細なデータは論文にまとめたところであり、国際的な学術雑誌に投稿中である。
All 2009 2008 2007
All Journal Article (2 results) Presentation (12 results)
臨床免疫・アレルギー科 50
Pages: 162-166