歯の移動時の歯槽骨変化に与えるセルサイクルファクターの影響に関する研究
Project/Area Number |
19791565
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Orthodontic/Pediatric dentistry
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
仲宗根 愛子 東大, 医学部附属病院 (70401362)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥3,550,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | セルサイクル / 歯科矯正学 / 骨軟骨 / 分化 |
Research Abstract |
歯科矯正治療は、(1)圧迫側における破骨細胞による骨吸収、(2)牽引側における骨芽細胞による骨形成、この両者のバランスを制御することで成立している。したがって、これらの制御メカニズムを解明することは、歯科矯正学の究極目標である、安全で効率良い歯の移動を実現する一助となる。ところで、骨吸収を担う破骨細胞と骨形成を担う骨芽細胞の分化あるいは、その機能制御機構を包括的に説明しうる候補因子のひとつとして、セルサイクルファクターが想定される。そこで、本研究では、歯科矯正力が作用した部位での骨芽細胞・破骨細胞におけるG1期で機能するセルサイクルファクターの発現変動パターンの検討、ならびにそれらを利用した新規歯科矯正治療法開発のための基礎的検討を行った。今年度は、主に、歯の移動実験モデルの確立を試みた。当初は(1)生後8週齢のマウス上顎左側第一臼歯(M1)と第二臼歯(M2)間にWaldo法に準じてゴム片を挿入し、相反的な歯の移動を行なう方法を試行したが、この方法によって発生する力は、本来の歯科矯正力とは異なる可能性が高いことが推察されたため、(2)生後8週齢のマウス上顎切歯を固定源とし、クローズドコイルスプリングにより、M1を近心に移動させる方法により解析することとした。現在安定的な実験結果を得るための実験動物モデルの確立を目指している。また、矯正力を作用させていない生理的状態でのセルサイクルファクターの発現およびその局在の変化を、マウスを用いて観察した。検討項目としては、細胞分化の起こるG1期に機能するセルサイクルファクター(Cdk2、Cdk4、Cdk6、サイクリンA、サイクリンD1、サイクリンD2、サイクリンD3、サイクリンEなど)を検討し、遺伝子発現量はReal time RT-PCR法で、タンパク発現量はWestern blotで評価した。(769字)
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)