Research Project
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
Tf0Hを開始剤として用いたiso-ブチルビニルエーテルとのマイクロフローシステムによるカチオン重に対して、最適流速条件、各種マイクロリアクター、最適反応溶液濃度、など種々を検討し行い、その結果、分子量分布1.1に制御されたポリマーを得ることができた。さらに、一定の濃度の開始剤とビニルエーテルのそれぞれの流速を連続的に変化させることで、様々な数平均分子量の連続的ポリマー合成を行うことができた。また、各種ビニルエーテル類、スチレン類に対して同様の制御を試み、マイクロフローシステムを用いた精密カチオン重合法の一般性を確認することができた。その後、これらの検討結果を基に、実践的マイクロフローシステムの構築を図り、ポリマー生長末端の分解が進行する前に停止反応や末端修飾を行うことにより連鎖移動反応などの副反応を抑制するために精密滞留時間制御の詳細な検討を行い、-25℃前後で行える実践的フローシステムの構築、ならびに、非常に高濃度条件下での反応を実現するできる反応システムを開発を行うことができた。
All 2008 2007
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Chem. Commun.
Pages: 1263-1265
J. Am. Chem. Soc. 129
Pages: 3046-3047
Chem. Asian J. 2
Pages: 1513-1523