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木部分化過程における新奇制御因子の単離と分子ネットワークの解析

Research Project

Project/Area Number 19870005
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 植物生理・分子
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

伊藤 恭子 (大橋 恭子)  東大, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (90451830)

Project Period (FY) 2007 – 2008
Project Status Completed (Fiscal Year 2008)
Budget Amount *help
¥3,125,000 (Direct Cost: ¥2,720,000、Indirect Cost: ¥405,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,755,000 (Direct Cost: ¥1,350,000、Indirect Cost: ¥405,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,370,000 (Direct Cost: ¥1,370,000)
Keywords木部分化 / 維管束 / 転写制御
Research Abstract

維管束は水分や栄養分、シグナル分子を植物体全体に運搬する植物に必須な器官である。維管束は木部、篩部、前形成層により構成されている。このうち木部分化に関わる遺伝子群は多数明らかにされているものの、それらがどのような転写ネットワークにより発現制御されるのかということは未だ明らかになっていない。そこで、申請者は木部分化の分子機構を理解しそれを応用へと発展させていくために木部分化関連遺伝子群の遺伝子間の関係、発現制御ネットワークを明らかにすることを目的とした。そのために、まず道管分化のマスター遺伝子であるVND7およびVND6を発現制御する新規因子の単離をアクティベーション・タギング法により試み、それを起点として転写制御の全体像を明らかにすることを目指している。今年度はまず、スクリーニングに必要となる親株であるVND7およびVND6のプロモーターリポーターラインを作成した。また、エストロジェン誘導型のアクティベーション・タギング用ベクターの作成を行った。さらに、それらを用いて予備的なスクリーングを行いこの系が使用可能であることを確認した。そこで、現在、大量の形質転換植物を作成し、順次スクリーニングを進めているところである。今後、このスクリーニングにより木部分化を制御する新規因子の単離が見込まれる。また、このスクリーニングの系は木部分化に限らず様々な分化過程の転写制御を解析する際に利用できると考えられる。

Report

(1 results)
  • 2007 Annual Research Report

URL: 

Published: 2007-04-01   Modified: 2016-04-21  

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