Research Project
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
子どもの脳が刺激を受けて構造を変える臨界期に、特定のタンパク質が重要な働きを担っていることをつきとめた。マウスは顔のひげから受ける神経回路が発達している。臨界期のうち皮膚感覚の能力に関わる生後4 日目までは特定のひげを抜いて刺激の伝わり方を変えると、神経回路の配線パターンら接続数が変化して脳の構造がかわる改築がおこる。今回、脳の情報伝達物質グルタミン酸を細胞に取り込む働きのあるタンパク質GLT1 に注目した。GLT1 をもたないマウスでは、臨界期の外部刺激に対して改築がほとんど起こらなかった。ヒトの脳の臨界期にも同じ仕組みがあることが示唆された。
All 2009 2008
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The Journal of Neuroscience 28
Pages: 4995-5006
120005183168
J. Neurosci 28