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癌細胞の浸潤と転移における、新規Dishevelled関連蛋白GCF2の機能解析

Research Project

Project/Area Number 19890020
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Digestive surgery
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

大塚 英郎  東北大, 大学病院 (50451563)

Project Period (FY) 2007 – 2008
Project Status Completed (Fiscal Year 2008)
Budget Amount *help
¥3,075,000 (Direct Cost: ¥2,670,000、Indirect Cost: ¥405,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,755,000 (Direct Cost: ¥1,350,000、Indirect Cost: ¥405,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,320,000 (Direct Cost: ¥1,320,000)
KeywordsGCF2 / LRRFIP1 / PhoA / disheveled
Research Abstract

本研究の目的は、新規dishevelled関連タンパクGCF2/LRRFIP1のRhoを介した細胞骨格、特に癌細胞の運動における働きのメカニズム、または、インテグリン等を介した細胞一細胞外基質の接着における働きを培養細胞をもちいた実験系で明らかにするとともに、癌の浸潤、転移におけるGCF2/LRRFIP1の関与の有無について動物実験モデルを使用して、明らかにすることにある。
上記目的達成のため、初年度は下記の研究成果をあげた。
1)GCF2安定強発現癌細胞株、および安定発現抑制癌細胞株の作成
GCF2発現プラスミドベクター、およびGCF2発現抑制SiRNA発現ベクターを大腸癌、乳癌、膵癌などの高転移癌腫の細胞株に導入。G418選択培地により、安定発現株および安定発現抑制株を作製した。
2)GCF2蛋白質のN末端のアミノ酸配列をBaitとしてYeast two hybridを行った。
データベース検索により、GCF2のアミノ酸配列は、脊椎動物において広く保存され、ゼブラフィッシュにおいても高い相同性を有する遺伝子が認められるなど、機能的にきわめて重要な働きをしていると予測される。しかしながら、そのアミノ酸配列は、他の蛋白質と相同性に乏しく、既知のドメイン構造を有しない。他方、GCF2とdishevelledとの相互作用を検討する中で、我々はGCF2のアミノ酸配列中で、N末端付近にセリンを豊富に含む領域を見いだし、さらに同部位がdishevelledと結合することを見いだした。そこで、同部分をbaitとしてyeast-two-hybridをおこない、GCF2と相互作用を有する新たな分子を検索、GCF2がどのような蛋白質群の中で機能するのかについて検討した。現在、陽性コロニーの解析を行なっている。

Report

(1 results)
  • 2007 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2007

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 先天性胆道拡張症術後長期成績の検討2007

    • Author(s)
      大塚 英郎
    • Organizer
      膵胆道合流異常研究会
    • Place of Presentation
      鹿児島
    • Year and Date
      2007-10-27
    • Related Report
      2007 Annual Research Report

URL: 

Published: 2007-04-01   Modified: 2016-04-21  

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