Budget Amount *help |
¥3,085,000 (Direct Cost: ¥2,680,000、Indirect Cost: ¥405,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,755,000 (Direct Cost: ¥1,350,000、Indirect Cost: ¥405,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,330,000 (Direct Cost: ¥1,330,000)
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Research Abstract |
狭心症・心筋梗塞・閉塞性動脈硬化症などの虚血性疾患の患者本人の末梢血から虚血改善能・治療効果の高い血管内皮前駆細胞(EPC)を採取・増幅し, 治療に用いることを目的として下記研究を行った. 糖尿病を合併した閉塞性動脈硬化症の患者末梢血由来EPCをアルデヒドデヒドロゲナーゼ(ALDH)活性により分離し, Alde-High EPCとAlde-Low EPCを単離した.これらEPCについて, マウス有茎皮弁モデルを用いて虚血改善能を検討した.臍帯血由来EPCと同様に, 患者末梢血由来Alde-Low EPC投与群はAlde-High EPC投与群と比較して, 皮弁の壊死面積が減少する結果を得た.このことより, 糖尿病を合併した患者由来末梢血EPCにおいても, ALDH活性により虚血改善能の高いEPCを分離することが可能であることが示された.糖尿病を合併した閉塞性動脈硬化症の患者末梢血由来EPCをアルデヒドデヒドロゲナーゼ(ALDH)活性により分離し, Alde-High EPCとAlde-Low EPCを単離した.これらEPCについて, マウス有茎皮弁モデルを用いて虚血改善能を検討した.臍帯血由来EPCと同様に, 患者末梢血由来Alde-Low EPC投与群はAlde-High EPC投与群と比較して, 皮弁の壊死面積が減少する結果を得た.このことより, 糖尿病を合併した患者由来末梢血EPCにおいても, ALDH活性により虚血改善能の高いEPCを分離することが可能であることが示された.
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