Transcranial fluorescence imaging of auditory cortical plasticity caused by cochlear injury
Project/Area Number |
19890080
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Otorhinolaryngology
|
Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
TAKAHASHI Kuniyuki Niigata University, 医歯学総合病院, 医員 (40452057)
|
Project Period (FY) |
2007 – 2008
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
|
Budget Amount *help |
¥2,047,000 (Direct Cost: ¥1,870,000、Indirect Cost: ¥177,000)
Fiscal Year 2008: ¥767,000 (Direct Cost: ¥590,000、Indirect Cost: ¥177,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,280,000 (Direct Cost: ¥1,280,000)
|
Keywords | 大脳聴覚野 / フラビン蛋白蛍光 / マウス / 可塑性 / フラビン蛋白 / イメージング |
Research Abstract |
フラビン蛋白蛍光イメージング法を用いて、マウス大脳聴覚野の機能を研究した。その結果、以下の3つの成果を得た。 (1) 内耳障害マウスを用いて高音障害マウスの大脳聴覚野の反応を観察した。中等度以下の軽い難聴の場合、マウス大脳聴覚野マップに変化は見られなかったが、高度難聴になると中音域の活動が強くなっていた。 (2) 一定時間青色励起光を当てると、その領域の神経活動が抑制されるという光抑制法を用いて、大脳聴覚野の亜領域である前聴覚野(AAF)と、一次聴覚野(AI)の結合を解明した。その結果AAFとAI の結合には、AAFからAIへとういう一方向性の流れがあることが証明された。 (3) 報酬と関連づいた音(S+)と報酬をもらえない音(S-)とでマウスに弁別させる行動実験を行った。その結果、マウスはS+音に対する水のみ行動の数に変化はなかったが、S-に対する間違い行動が抑制されることで弁別学習が成立した。また弁別後のマウスの大脳聴覚野の反応を見るとS+の活動に変化がないのに対し、S-に対する活動が減弱していることがわかった。
|
Report
(3 results)
Research Products
(14 results)