Research Project
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
低酸素状態の癌は、浸潤・転移の支配要因になると考えられている。そこで、このような低酸素状態の乳癌に対する抗体を用いた診断法および治療法を開発するために、H19年度は遺伝子導入に有効な7種のモノクローナル抗体を樹立し、H20年度は、体液診断に有効な2種のモノクローナル抗体を樹立した。これらの抗体の中には、低酸素状態の癌に結合性の高い抗体および正常酸素状態の癌に結合性の高い抗体があり、治療・診断のデバイスとして有効であると考えられる。