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デジカメを用いた光害量測定方法の確立と,地上光源が光害に及ぼす範囲についての研究

Research Project

Project/Area Number 19914019
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 地球惑星科学
Research Institution茨城県立水海道第一高等学校

Principal Investigator

高橋 淳  茨城県立水海道第一高等学校, 教諭

Project Period (FY) 2007
Project Status Completed (Fiscal Year 2007)
Budget Amount *help
¥660,000 (Direct Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2007: ¥660,000 (Direct Cost: ¥660,000)
Keywords夜空の明るさ / デジタルカメラ
Research Abstract

1)デジタルカメラを用いた夜空の明るさ測定方法の検証
デジタルカメラとフィルムカメラの双方を用いて夜空の明るさを撮影した。フィルムカメラで撮影されたポジから、環境省全国星空継続観測と同じ手法で、天頂付近1平方秒角あたりの夜空の明るさ(等級及び輝度の相対値)を導出した。また、フィルムカメラと同条件によりデジタルカメラでも同時観測を行い、撮影されたデータをRGB分解して得られたGカラーの値との相関を調べた。その結果、恒星の輝度のみならず、夜空の輝度についてもある程度の相関があることがわかった。しかし、デジタルカメラのみを使用して夜空の明るさの絶対値を求めることにおいては、使用するデジタルカメラ個々の特性を精査する必要があり、汎用化までにはいくつかの条件をクリアする必要があることもわかった。
2)夜空の明るさ測定の汎用化
天文や環境に関心度の高い高校生及びその指導者に観測を依頼し、県内各地において、フィルムカメラによる観測を行った。そのデータをもとに、県内の夜空の明るさマップを作成した。また、デジタルカメラによる観測から夜空の明るさを導出するシミュレーションを行い、単一のデジタルカメラを使うなど限られた条件であれば、デジタル一眼レフによる観測でも、夜空の明るさを示す指標をあらわすことが可能であることがわかった。ここで開発した観測方法は、比較的簡単に観測が行えるので、今後さらに精査を加え、そのプログラムのさらなる汎用化を推進したい。また、これらのプロジェクトを広報することで,高校生及びその指導者における、環境問題への意識高揚を測ることができた。

Report

(1 results)
  • 2007 Annual Research Report

URL: 

Published: 2007-04-01   Modified: 2016-04-21  

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