Project/Area Number |
19F01082
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Review Section |
Basic Section 90030:Cognitive science-related
|
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
山本 真也 京都大学, 高等研究院, 准教授 (40585767)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
KEENAN SUMIR 京都大学, 高等研究院, 外国人特別研究員
|
Project Period (FY) |
2019-07-24 – 2021-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2019)
|
Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
|
Outline of Research at the Start |
本研究の対象とするボノボは、チンパンジー同様、ヒトに最も近い進化の隣人である。ヒトに特有と考えられている「言語」の進化を解明する上で、彼らとの比較研究は必須である。そのため、ボノボの身振り・音声コミュニケーションの包括的なエソグラムの作成をおこなう。本研究では、コミュニケーションの進化に及ぼす環境要因の影響に特に注目する。異なる環境にする複数の野生ボノボ集団を対象とすることにより、ボノボの地域間での比較、チンパンジーとの比較、さらにはヒトとの比較を通し、ヒトが言語を操る能力を獲得した道筋について、比較認知科学的視点から新たな知見を得る。
|