Material cycles using the combination of anaerobic digestion and HAP-associated ANAMMOX process
Project/Area Number |
19F19099
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Review Section |
Basic Section 64030:Environmental materials and recycle technology-related
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Research Institution | National Institute for Environmental Studies |
Principal Investigator |
小林 拓朗 国立研究開発法人国立環境研究所, 資源循環・廃棄物研究センター, 主任研究員 (10583172)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MA HAIYUAN 国立研究開発法人国立環境研究所, 資源循環・廃棄物研究センター, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2019-04-25 – 2021-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 農村バイオマス / バイオチャー / メタン発酵 / 熱分解ガス凝縮水 / 資源作物 / 熱分解チャー |
Outline of Research at the Start |
資源化作物栽培とメタン発酵を利用した農地再生の取り組みにおいて、メタン発酵における課題抽出とバイオチャー やアナモックス処理の併用によるメタン発酵の改善や、栄養素・放射性セシウムの固定挙動を明らかにする。初年度は通年の栽培を想定した複数の資源作物の種類ごとにメタン発酵における課題を明らかにした上で、バイオチャー がその課題の解決に有用であるかどうかを検討することを主目的とする。次年度においては、メタン発酵にアナモックス処理を組み合わせた上で、栄養素・放射性セシウムの固定挙動を明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
バイオマスの熱分解ガス化発電において、(1)炭素残渣であるバイオチャー(biochar)の嫌気性処理における有効利用と、(2)熱分解ガス凝縮水(tar)の適正処理に関する研究を実施した。資源作物としてのソルガムのメタン発酵効率化を目指してバイオチャーの発酵促進への効果を調査し、発酵原料が高負荷の際にはチャーの添加がメタン生成速度と発酵の安定化を促進することを明らかにし、適切なチャーの濃度範囲も突き止めた。(2)の研究では、新たに籾殻のガス化凝縮水を、UASB型嫌気性微生物処理の処理原料として供し、その処理特性と効率化を検討した。凝縮水は原液の高濃度のままで処理した際には、微生物に対する阻害が大きく、処理性能が悪化する。しかしながら、微生物群の馴致と、バイオチャーを反応容器に共存させることで阻害が軽減され、より安定した処理を継続的に達成できることが明らかとなった。この安定した処理において、有機性成分の主成分であるメタノールやフェノールといった有機汚濁物質のほとんどが除去できることがわかった。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)