ダイヤモンド電極を利用した新規電気化学発光システムの構築
Project/Area Number |
19F19333
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Review Section |
Basic Section 32020:Functional solid state chemistry-related
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
栄長 泰明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (00322066)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
FIORANI ANDREA 慶應義塾大学, 理工学部, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2019-11-08 – 2022-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2021: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2019: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | 電気化学発光 / ダイヤモンド電極 |
Outline of Research at the Start |
ダイヤモンド電極は活性化学種を効率的に生成できるため、新規な反応開拓が期待できる。本研究では、この特徴を生かした新規な反応系を利用した電気化学発光システムの開拓を行うとともに、そのシステムを利用した免疫測定装置等への応用展開を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
ホウ素をドープした導電性の「ダイヤモンド電極」の機能として、近年電気化学発光用の電極材料としての機能が見出されており、注目を集めている。例えば、通常電極では起こらない「共反応物フリー」のECLシステムの構築が可能である。しかしながら、ダイヤモンド電極を用いたECLシステムに関する研究は多くなく、さらなる高機能システムの構築が期待されている。本研究、特に本年度は、特に活性化学種を効率的に生成できるダイヤモンド電極の特徴を生かしたさらなる新規な電気化学発光システムの開拓、およびそのシステムを利用した免疫測定装置等への応用展開を目指して、以下の検討を行った。 本年度は、新しい系として、炭酸イオン/ルミノールの系を用いたシステムにおける電気化学発光について詳細に調べたところ、非常に大きな発光を実現した。一方、従来システムであるトリス(ビビリジン)ルテニウム錯体/トリプロピルアミンの系における電気化学発光についてダイヤモンド電極のホウ素濃度依存性など、定量的な評価についても詳細に調べた。さらに、抗体を修飾したビーズを用いた不均一系においても発光を観測し、免疫センサーへの応用展開に道筋をつけることに成功した。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(10 results)