Project/Area Number |
19F19395
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Review Section |
Basic Section 39020:Crop production science-related
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
加藤 洋一郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (50463881)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ATA-UL-KARIM SYED TAHIR 東京大学, 農学生命科学研究科, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2019-11-08 – 2022-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2021: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2019: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
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Keywords | イネ |
Outline of Research at the Start |
今世紀に入ってアジアの稲作は新たな課題に突入している。高収量達成・貧困削減のための作物栽培学から、環境持続性、資源有効活用、さらに気候変動への適応など、SDGsの多様なミッションに応える農業技術が求められている。本研究では作物栽培学研究のアジア地域への展開を念頭に、イネを中心とする主要作物について、水資源利用効率・肥料利用効率の向上(資源有効活用)と作物高収量の高度な両立に向けた精緻なフィールド研究を進める。この共同研究成果をSDGs達成に向けた総合ビジョンへ発展させるため、将来的にはランドスケープレベルの総合研究に結び付ける予定である。
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Outline of Annual Research Achievements |
東京大学の水田において、2020年度に引き続いて、2021年度はジャポニカ品種およびインディカ品種を供試して水稲試験研究を実施した。これまでの研究(複数の作物種における窒素利用効率向上のための施肥管理と窒素栄養診断技術の開発)を、稲作における気候変動適応研究に発展させるため、効率的な施肥管理と灌漑利用効率向上の両立、特に施肥節約と灌漑節約のトレードオフに焦点を当てた。水稲試験における生育期間中、定期的に植物体サンプルを採取し、1000点程度のサンプル調製を行い、全サンプルで窒素分析を行った。そして、水×窒素施肥の交互作用に関する水稲生理生態の解析を進め、異なる灌漑条件において窒素希釈カーブを作成した。そのうえで、窒素希釈カーブを中心とする生理生態メカニズムに照らして水稲品種の窒素利用効率の土壌水分応答についてデータ解析を進めた。これらの素データをインプットとして、作物モデルのパラメータ決定を進め、水条件や気象条件に対する窒素希釈カーブの応答についてシミュレーション解析を検討した。 また、同時並行で、作物栽培における施肥管理の合理化(施肥利用効率の向上)に関する近年の研究報告に関して文献レビューを進め、地上部乾物重―地上部植物体窒素濃度の関係からなる窒素希釈カーブをもとに窒素栄養診断を進めるコンセプトについて必要なインプット情報を整理した(総説として取りまとめて国際誌に投稿、採択済み)。さらに、国際稲研究所と共同で進めた水稲多系統収量評価試験のデータ解析と論文取りまとめを進め、論文投稿まで行った(査読中)。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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