地域ブランド化による日本農業の活性化:多様なステークホルダーの関わりに注目して
Project/Area Number |
19F19773
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Review Section |
Basic Section 04020:Human geography-related
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
秋津 元輝 京都大学, 農学研究科, 教授 (00202531)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
SCHRAGER BENJAMIN 京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2019-11-08 – 2021-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2020: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2019: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
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Keywords | 新型コロナウイルス感染拡大 / 特産畜産物 / 畜産物消費行動 / オルタナティブ食システム / ローカル食システム / 地域活性化 / 地理的表示 / 食料・農業遺産 / 食文化 |
Outline of Research at the Start |
日本における農産物の地理的表示制度が地域社会・経済の振興とどのように関連するのかについて、具体的なフィールド調査を基礎として、経済的な効果だけでなく、地域の誇りや移住者も含めた地域の存続という観点から明らかにする。とくに、地鶏に代表される地理的表示とつながった特産物に集中して研究をおこなう。まず、地域特産物と地域振興との関連についての研究枠組みを精緻化する。それに基づき対象地と対象品目を設定してフィールド調査を実施し、地域の誇りの再生という観点も含めて地域振興との連関を明らかにする。それらの成果は、国際的な研究動向と接合しながら内外に公表し、日本における地方振興策を世界水準で提案する。
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Outline of Annual Research Achievements |
令和2年度は、新型コロナウイルス感染拡大によって、調査がともなう研究活動については大きな制限があった。そうした中、この時期にしか出来ない研究を推進するべく、新型コロナ下における畜産物の生産と消費に対する影響を新しく研究課題に加えて、調査研究を実施した。従来の研究は養鶏が中心であったが、今年度は牛や豚などの家畜にも対象を広げ、その一環として、沖縄県でのアグー豚に関する歴史や育種過程、新型コロナによる影響などについて、感染拡大の合間をぬって沖縄に滞在し、現地調査を実施した。それらの調査から得られた結果を日本人大学院生の協力をえながらまとめているが、その成果をこれまで研究してきた地鶏における状況と比較することについては、今後の研究課題である。 当初予定されていた7月の国際学会が延期となり、学会での報告機会は失われた。それに代えて、日本における近代的養鶏の展開、および生鶏肉食に関する文化的特質など、これまでの研究結果に基づく講演を上智大学、ハワイ大学マノア校、慶應義塾大学商学部にてオンラインで実施した。また、新型コロナ下における畜産物を中心とする食料小売の変化については、2021年4月開催のアメリカ地理学会年次大会で報告するべく準備をおこなった。 さらに、出版物としての公表については、 分野を代表とする国際雑誌に2つの論文を掲載した。ひとつは、従来の研究成果を基礎にしたものであるが、もう一つは新型コロナウイルス感染に対する科学のあり方について、専門分野を超えた意見表明であり、学際的な研究活動して評価されるものである。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)