Project/Area Number |
19H00062
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1180:Education on school subjects, primary/secondary education-related
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
TANAKA Tatsuya 神戸大学附属小学校, 教諭
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Project Period (FY) |
2019
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥540,000 (Direct Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2019: ¥540,000 (Direct Cost: ¥540,000)
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Keywords | Pedagogical Content Knowledge / 防災教育 / 教師教育プログラム |
Outline of Final Research Achievements |
本研究の目的は防災教育における教師のPCKの獲得・発達を, 理科教育の充実(CK)と理科の学習内容を含みこんだ防災教育のカリキュラム作成(PK)によって実現するための新たな教師教育プログラムを開発し, その有効性を明らかにすることを目的とした。 その結果, 「防災教育の指導に理科は役に立つ」や「理科の学習内容は防災教育のカリキュラムに位置づく」について, 高得点が得られた。これらのことから本研究で開発した教師教育プログラムはPCKの獲得・発達に寄与したと言える。
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
本プログラムの開発により, これまで課題であった, 小学校教員の防災に関する教師PCKの向上を図ることが可能となった。具体的には, 自然災害が発生するメカニズムに関する理科教育の充実を行うことでCKの獲得・発達を, 理科の視点を含みこんだ防災カリキュラムの作成を通してPKの獲得・発達を, そして, これらを含めた防災教育の実践によってPCKの獲得・発達に寄与することができた。 これは, 防災教育の充実を図るための今後の教師教育プログラム研究に大きく寄与する研究成果であると言える。
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