中学校における知財教育をテーマにした教科横断的な授業デザインと効果
Project/Area Number |
19H00102
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1180:Education on school subjects, primary/secondary education-related
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Research Institution | 四天王寺学園高等学校・中学校 |
Principal Investigator |
YOSHIDA Takuya 四天王寺学園高等学校中学校, 教諭
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Project Period (FY) |
2019
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2019: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
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Keywords | 知財教育 / 教科横断型授業 / 中学校 / 教科横断 |
Outline of Final Research Achievements |
本研究では中学校における知財教育をテーマにした、技術・家庭科技術分野(以下、技術科)を主軸に音楽科、技術・家庭科家庭分野(以下、家庭科)、美術科、理科を対象にした教科横断型の授業デザインを基にした実践を無事に終えることができた。授業後に生徒へ実施した質問紙調査では、知的財産への知識や見方、考え方が期待通りに変容したことが確認され、生徒の自由記述でも各授業に向けた積極性や学びに向かう態度が肯定的に変化したことがわかる記述が見られた。
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
知財教育をテーマにした先行研究は、中学校の技術科をはじめとする各教科で取り組まれているものの、教科横断型授業で行う研究はみられず、本取り組みはそれを複数教科にわたって新たな授業のデザインとして提案することができた。さらに知財教育を、産業の振興や文化の発展に向けて学校教育へ組み込み、教科横断型授業として実践できたことは、生徒にとって、多面的、構造的、統一的な見方や考え方が身に付いたり、子どもの思考の流れに沿った学習活動の展開ができたり、各教科にとって知財教育を取り扱う授業時数の軽減にもつなげることができた。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)