聴覚特別支援学校・聾学校の社会科・公民分野における手話表現の工夫
Project/Area Number |
19H00158
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1190:Special needs education-related
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Research Institution | 熊本県立熊本聾学校 |
Principal Investigator |
YAMADA Kyoko 熊本聾学校, 教諭
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Project Period (FY) |
2019
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥380,000 (Direct Cost: ¥380,000)
Fiscal Year 2019: ¥380,000 (Direct Cost: ¥380,000)
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Keywords | 聴覚障がい教育 / 社会科(公民分野) / 手話 / 聴覚障害教育 / 中学部・高等部 社会科・公民科 |
Outline of Final Research Achievements |
中学校・高等学校の社会科公民科の政治分野の学習内容について、学習用語の理解度を調査分析し、それらの理解や定着を図るために手話表現の動画を作成し、web上に公開した。手話の表現方法については、実際に地方自治の議会や選挙演説、裁判等で手話通訳を行っている現役の手話通訳士や手話指導者、聴覚特別支援学校の社会科教員等と共に検討を行い、さらに、弁護士等の助言等を得て手話表現を工夫し動画の撮影を行った。また、収録に当たっては、授業中の説明的表現、実生活で使われている実用的表現等用語によっては異なる表現が生じる場合は、それぞれの手話表現を複数録画した。
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
聴覚特別支援学校中・高等部の社会科公民科政治分野における学習用語の手話動画作成を行い、web上で公開することによって、生徒の学習に活用するのはもちろんのこと、多くの聴覚特別支援学校の社会科教師、特に新任・転任したばかりの教師には、授業中の説明に、社会人にとっては、政治に興味を持ち、ニュースなどを見て内容を理解し、議論できるようになることで、さらに積極的に社会参加が期待できるための手話動画資料として活用することができる。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)