Project/Area Number |
19H00193
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1200:Educational technology-related
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Research Institution | Anan National College of Technology |
Principal Investigator |
TATEISHI Manabu 阿南工業高等専門学校, 技術部, 技術専門職員
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Research Collaborator |
西本 浩司
河野 元一
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Project Period (FY) |
2019
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2019: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | 視線 / 工作機械 / ウェアラブルカメラ |
Outline of Final Research Achievements |
ウェアラブルカメラは、実習作業に支障をきたさず使用することができるため、容易に視線情報を取得することができる。本研究ではそのカメラを用いて、視線映像を使った教材を作成することができた。従来では作業方法や大まかな注意点は理解できるものの、実際に何に着目し安全に正確に加工するのかは認識しづらかったが、本教材を利用することにより加工中に着目すべき最重要点が容易に認識することができるようになった。 その結果、効率的な技能向上が可能となり、実習教育の質向上に繋がったことがアンケートにより確認できた。
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
マイスターの熟練した技能は1度実習を受けただけでは完全にマスターすることは困難である。しかし時間には限りがあるため、現状の実習時間の中で効率的に教育を改善していく必要がある。 機械工作作業は自動車の運転と同様で、初心者と熟練技能者の大きな違いは視線にある。その視線情報の映像を教材化することで、学生に熟練技能者の視線を認識させることができる。その結果、自身が作業する際に活かすことで、効率的な技能向上に繋がることがアンケート調査にて判明し、学術的に大変有意義であることが確認された。 また、団塊の世代が高齢化し技能伝承は急務である中で、マイスターの視線映像は社会的に非常に重要である。
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