パミスサンドを用いた新たな栽培法によるパインアップルの生育および果実特性の解析
Project/Area Number |
19H00296
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
3110:Agricultural chemistry, agricultural and environmental biology, forestry and forest products science, applied aquatic science, agricultural economics and rural sociology, agricultural engineering, veterinary medical science, animal science, and related fields
|
Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
ARAKAKI Mika 琉球大学, 技術専門職員
|
Research Collaborator |
和田 浩二
竹内 誠人
|
Project Period (FY) |
2019
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
|
Budget Amount *help |
¥540,000 (Direct Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2019: ¥540,000 (Direct Cost: ¥540,000)
|
Keywords | パインアップル / パミスサンド / 果実特性 |
Outline of Final Research Achievements |
本研究ではパインアップルの新たな栽培法を検証するために、パミスサンド(軽石)を用いて2017年より栽培試験を行い、従来行われてきた赤土の酸性土壌での方法と比較を行ってきた。 その結果、パミスサンド区は赤土区と比較して、短い栽培期間で大きい果実を収穫できた。植え付け時期によっては、糖度や酸度などの果実特性も赤土区とほぼ同じ値であり、品質の良い大きい果実が、赤土栽培よりも早く収穫できた。このことから、パインアップルの新たな栽培法として、パミスサンド栽培の可能性が示された。
|
Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
本研究は沖縄本島北部地域の農地で行われているパインアップル栽培を、中・南部地域で、しかも小規模での栽培を可能にするものであり、これまでは困難であった北部地域以外の大学をはじめとする教育機関でのパインアップル栽培教育に活用することができる。 さらに、作業環境の改善や高品質なパインアップル生産につながる本研究は、地域農業の活性化、持続的な国内果樹産業の振興や果実の自給率向上といった社会的観点からの意義も大きいと考える。
|
Report
(2 results)
Research Products
(1 results)