携帯型脳波計による小児睡眠評価法の検証と検査実施手法の確立
Project/Area Number |
19H00465
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
3240:Society medicine, nursing, and related fields
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
SHIMIZU Hiroshi 愛媛大学, 医学部附属病院, 看護師
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Research Collaborator |
藤野 葉子
吉良 智子
岡 靖哲
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Project Period (FY) |
2019
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥540,000 (Direct Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2019: ¥540,000 (Direct Cost: ¥540,000)
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Keywords | 小児睡眠 / 携帯型脳波計 / 終夜睡眠ポリグラフィ |
Outline of Final Research Achievements |
愛媛大学医学部附属病院・睡眠医療センターで, 入院睡眠検査(PSG)を実施した14例(男性9例, 女性5例, 2~15歳, 平均年齢10.4±4.9歳)を対象に, PSGと携帯型脳波計を同時測定した. PSGによる睡眠ステージは目視により30秒ごとのエポックについて判読した. 携帯型脳波計による睡眠ステージは, 自動化されたアルゴリズムに従って判定を行った. 両者の睡眠ステージの一致率を検討した. 5つの睡眠段階(W, N1, N2, N3, REM)で比較した場合の平均一致率は77.5%であり, 4つの睡眠段階(W, N+2, N3, REM)で比較した場合の平均一致率は82.6%で, ともに高い一致率を示した.
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
本研究により, 携帯型脳波計による測定は有用であることが確認できたことにより, 医師の検査指示のもと外来で看護師や検査技師等の専門職が検査機材の説明や検査解析を行うことで自宅での小児睡眠評価が容易に実施可能となり, 小児睡眠障害患者の診療の普及に大きく寄与することが今後期待される.
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)