Project/Area Number |
19H00495
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
3250:Sports sciences, physical education, health sciences, and related fields
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
NOBUHARA Tomoyuki 広島大学附属福山中学校, 教諭
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Research Collaborator |
原 祐一 岡山大学, 大学院教育学研究科, 講師
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Project Period (FY) |
2019
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥440,000 (Direct Cost: ¥440,000)
Fiscal Year 2019: ¥440,000 (Direct Cost: ¥440,000)
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Keywords | 体育 / スポーツ / 指導法 / 動感 / 一人称視点 / 競技者視点 / 主観視点 / ICT |
Outline of Final Research Achievements |
本研究では, 競技者の視点から撮影した映像を用いて, 高校1年生の陸上競技(ハードル走)の授業を展開し, 新たな運動指導の方法を提案する。具体的には, 競技者視点の映像を学習者が見ることによって, 運動感覚の理解や技能の向上が促されるかについて検討した。結果として多くの生徒は, 競技者視点の映像を見ることで運動感覚や動き方の理解(動作イメージ)が促された。また, 競技者視点の映像を見ることの有効性を認識している生徒ほど, 50mハードル走のタイムの伸び率が高いという相関がみられた。
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
本研究の成果はとして, 多くの生徒は運動競技者の視点からの映像を見ることで, その運動の技術やコツを理解することができるということが明らかとなったことである。従来までは, 運動を客観的な視点から観察することで, その運動の理解を促すという方法がとられてきた。本研究から得られた知見を応用することで, 例えば, 従来の運動観察の方法に加え, 運動競技者の視点からも運動を捉えることで, その運動の多角的な理解(技術的な理解や運動のコツの発見など)を促すことができるのではないかと考えられる。
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