膜構造・膜脂質ダイナミクスと共起する細胞膜受容体の情報伝達
Project/Area Number |
19H00987
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 43:Biology at molecular to cellular levels, and related fields
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Research Institution | Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
佐甲 靖志 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 主任研究員 (20215700)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2020-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥40,300,000 (Direct Cost: ¥31,000,000、Indirect Cost: ¥9,300,000)
Fiscal Year 2019: ¥16,510,000 (Direct Cost: ¥12,700,000、Indirect Cost: ¥3,810,000)
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Keywords | 受容体蛋白質 / 細胞膜 / 脂質 / 受容体 |
Outline of Research at the Start |
細胞膜受容体と膜脂質の動的な相互作用による情報伝達場形成と機能制御の機構を解明する。細胞膜は多種類の膜脂質分子間の選択性を持った集合による複雑な多階層構造を持つ。一方,細胞膜受容体も構造・反応の多状態性を持つ複雑な蛋白質分子である。 最近の研究は、膜受容体が機能発現と共に近傍の膜環境を作り替えること、逆に受容体近傍膜環境が受容体の構造・機能を動的に制御することを示している。 本研究は最新の1分子計測法などにより、ヒトの主要な膜受容体 (GPCR, RTK) の多数の分子種について近傍脂質を含めた機能・構造動態の計測・解析を行い、膜の自己組織化による機能制御機構を明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、細胞膜受容体と膜脂質の動的な相互作用による情報伝達場形成と機能制御の機構を解明することを目標とし、最新の1分子計測法などにより、ヒトの主要な膜受容体 (GPCR, RTK) の多数の分子種について近傍脂質を含めた機能・構造動態の計測・解析を行うことを主要な研究内容として開始した。本年度は研究初年度であり、今後の網羅的計測に向けた蛍光標識遺伝子構築、計測装置の高度化と解析ソフトウェアの作成、境界脂質分析のための膜蛋白質・脂質精製法の開発などを研究項目とした。ヒトRTK58種のうち41種の遺伝子クローニングと蛍光蛋白質標識、超解像顕微鏡法(PALM)のデータ解析ソフトウェアの制作、境界脂質を保持した膜蛋白質分画精製法の効率化などが既に終了した所であるが、類似の研究内容で申請していた基盤研究(S)が採択されたために、本研究プロジェクトは廃止することとなった。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)
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[Journal Article] Resolvin E3 attenuates allergic airway inflammation via the interleukin-23/interleukin-17A pathway2019
Author(s)
Sato, M., Aoki-Saito, H., Fukuda, H., Ikeda, H., Koga, Y., Yatomi, M., Tsurumaki, H., Maeno, T., Saito, T., Nakakura, T., Mori, T., Yanagawa, M., Abe, M., Sako, Y., Dobashi, K., Ishizuka, T., Yamada, M., Shuto, S., Hisada, T.
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Journal Title
FASEB J.
Volume: in press.
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Peer Reviewed
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