アジア・アフリカのメガキャンプにおける難民の経済活動に関する総合的比較研究
Project/Area Number |
19H01391
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 04030:Cultural anthropology and folklore-related
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
内藤 直樹 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(社会総合科学域), 准教授 (70467421)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村尾 るみこ 総合地球環境学研究所, 研究部, 研究員 (10467425)
久保 忠行 大妻女子大学, 比較文化学部, 准教授 (10723827)
大橋 正明 聖心女子大学, 現代教養学部, 非常勤講師 (20257273)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥17,030,000 (Direct Cost: ¥13,100,000、Indirect Cost: ¥3,930,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2021: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2020: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2019: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
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Keywords | 難民キャンプ / 難民経済 / 送金 / 都市 / 人道支援 / Cash-Based Transfers / Cash-Based Interventions / Voucher / 食料安全保障 / 経済活動 / アサイラム / インフラストラクチャー / 市場 / 食事調査 / メディア / 難民状態の長期化 / 比較研究 / 空間 / ロヒンギャ難民 / ミャンマー難民 / アンゴラ難民 / 南スーダン難民 / 難民の経済活動 / 第三国定住 / Cash Based Intervention / 経済 / 比較 |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、長期化難民による経済活動が創出される機序とそれがホスト社会に与えるインパクトを解明することにある。そのためにアジア・アフリカのメガキャンプ(大規模な難民キャンプ)や定住地での難民の経済活動を体系的に比較する。具体的には難民をとりまく国家政策、環境、歴史、文化、時間のいかなる要因が経済活動の創出と展開にどのように影響するのかを明らかにする。本研究にには、①難民の地域統合政策の新たな方途を探求する意味と、②意味を帯びた時空間としての「場所」を創り出す人びとの社会-文化的実践に焦点をあてた文化人類学的な研究の視点と方法論を発展させる意味がある。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、長期化難民による経済活動が創出される機序とそれがホスト社会に与えるインパクトを解明することにある。そのためにアジア・アフリカ(ケニア・タンザニア・ザンビア・バングラデシュ・タイ)のメガキャンプ(大規模な難民キャンプ)や定住地での難民の経済活動を体系的に比較する。具体的には難民をとりまく国家政策、環境、歴史、文化、時間のいかなる要因が経済活動の創出と展開にどのように影響するのかを明らかにする。本研究がもたらす知見には、①従来の難民支援が前提としてきた「依存する難民」像に根底的な再考を促すことで難民の地域統合政策の新たな方途を探求する意味と、②意味を帯びた時空間としての「場所」を創り出す人びとの社会-文化的実践に焦点をあてた文化人類学的な研究の視点と方法論を発展させる意味がある。 今年度は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行のなかで現地調査を遂行するための手立てを模索しながら、研究をすすめた。新型コロナウイルス感染症の地域的な流行状況により、対面での研究会や研究打合せの実施が不安定だったため、遠隔会議システムを利用した。研究対象地域のなかでも、アジア地域(バングラデシュ)での現地調査は遂行可能になったので、可能なものから順次再開することとした。そして、新型コロナウイルス感染症の流行が難民キャンプに与えた影響や、流行下においての現地調査の進め方についての知見を共有した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の世界的な流行による影響は依然として強くあり、とくに海外での現地調査は困難だった。そのため、可能な現地調査から順次再開し、そうでないものは次年度に集中して実施することとした。
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Strategy for Future Research Activity |
難民キャンプが立地しているグローバルサウス諸国では、新型コロナウイルス感染症の社会的な影響は緩和しつつある。このため、可能な現地調査から再開し、そうでないものは2022年以降に繰り越すこととした。
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Report
(3 results)
Research Products
(23 results)
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[Book] 世界都市史事典2019
Author(s)
布野修司、村尾るみこ
Total Pages
972
Publisher
昭和堂
ISBN
4812219019
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Author(s)
宇佐見 耕一、岡 伸一、村尾るみこ
Total Pages
471
Publisher
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