Project/Area Number |
19H01529
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 07080:Business administration-related
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
高井 透 日本大学, 商学部, 教授 (60255247)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹之内 玲子 成城大学, 社会イノベーション学部, 教授 (30409627)
Benton Caroline 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 教授 (50520897)
山本 篤民 日本大学, 商学部, 教授 (60521284)
清水 さゆり 高崎経済大学, 経済学部, 教授 (70445873)
神田 良 明治学院大学, 法と経営学研究科, 研究員 (90153030)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥12,740,000 (Direct Cost: ¥9,800,000、Indirect Cost: ¥2,940,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2020: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2019: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
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Keywords | ボーングローバル / ベンチャー / 新規事業 / グローバル / イノベーション / コンピタンス / アライアンス / 経営戦略 / 市場参入 / 事業創造 / 持続的競争優位性 / ボーンアゲイングローバル / グローバル戦略 / 組織能力 / jマーケット / リードマーケット / ハイテク / ストレッチ / 資源 / 周辺市場 / 新規事業創造 / 市場創造 / ビジネスモデル / 海外進出 / マーケティング / 事業構想力 / 海外経験 / 戦略 / ボーンアゲイン / 企業家精神 / 地域 / グローバル化 / ボーングローバル企業 / 持続的競争優位 / 企業家特性 |
Outline of Research at the Start |
地方にあっても、その地方を超えて、より広い市場、なかでも海外市場に向けてビジネスチャンスを探求し、新規事業に結びつけている地方のベンチャー企業が存在する。とくに、本研究では地方にありながら、設立から数年以内に海外展開するボーングローバル企業の戦略行動に着目する。しかし、ボーングローバル企業の研究は、海外に進出する早さが本当に新規事業創造を生み出すことにどのように効いているのかは解明されていない。 本研究は、ボーングローバル企業の戦略行動を多角的な視点から分析することで、海外市場での新規事業創造の成功ポイントを明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、コロナ感染などの大きな外部環境の変化があったため、改めて海外展開の理由を中心に海外展開の特徴を、ボーングローバル企業と、ある程度の年数を得て海外進出する企業(6年以上)の比較分析を行った。アンケートは3000社近くに郵送して約250社近くの回答を得た。企業規模的には中小・ベンチャー企業を中心に回答を得た。まず全体の特徴を把握したのちにボーングローバル企業との比較を行った。ここでは紙幅の関係もあり、一部の結果を報告するにとどめる。 グローバル展開した理由について、12項目にわたって「全く違う」から「全くその通り」の6段階で回答を得た。回答で得た各評価を評価点として、加重平均を算出し比較した。中間点は3.5である。グローバル展開した理由で評価が高いのは、「①自社製品に対して海外に市場性があることを発見した」、「③取引先からの要請に応えるため」である。この2項目が特に高かった。海外展開するには、今までのように外部取引先から要因と、自発的に海外に成長の機会を見いだす企業群に分かれている。ただし、海外進出する要因としては特に低いのは「②コストを削減するため」であった。海外展開を意図する企業は、短期的なコスト削減を狙って海外進出する企業は少ないということである。 設立から輸出までを時間別に比較すると、大きな差がみられるのは、「⑤設立から海外市場をターゲットに考えていたから」、「⑥国内市場が成熟化したから」、「⑪海外での自社ブランドを確立するため」で、とくにボーングローバル企業は「⑤設立から海外市場をターゲットに考えていたから」を高く評価しており、海外進出に6年以上の時間を要する企業は後の2項目、つまり、「⑥国内市場が成熟化したから」、「⑪海外での自社ブランドを確立するため」を高く評価していた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ感染で遅れていた事例企業のインタビュー調査をまだすべて終えていない。そのため、予定していた計画よりは遅れている。しかしアンケート調査については、今までの知見をベースに実施することができたので、今年度での今までの遅れをかなり取り戻すもどすことができた。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度にアンケート調査を実施したことで、今までの事例研究だけではなく、アンケートの企業の中がらも、かなりユニークな事例を見出すことができた。今後は、今までの事例調査とアンケートの中から見出した逸脱事例などを取り込みながら、研究をさらに深めていく予定である。
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