Project/Area Number |
19H01752
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 10020:Educational psychology-related
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Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
数井 みゆき 茨城大学, 教育学部, 教授 (20282270)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大島 聖美 茨城大学, 人文社会科学部, 講師 (00710089)
上地 勝 茨城大学, 教育学部, 教授 (20312853)
中尾 達馬 琉球大学, 教育学部, 准教授 (40380662)
若本 純子 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (60410198)
中島 美那子 茨城キリスト教大学, 文学部, 教授 (60571289)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥7,930,000 (Direct Cost: ¥6,100,000、Indirect Cost: ¥1,830,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2021: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2020: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | アタッチメントの恐れ / アタッチメントの無秩序性 / 恋愛関係 / デートDV加害・被害 / 若者の恋愛関係 / 成人形成期 / アタッチメント / 父子関係 / 無秩序性 / 若者 / 若者の適応 / 父親 |
Outline of Research at the Start |
父親とのアタッチメント関係が,卒業後の就労などへの移行において,社会適応が順調に行われることに影響を与えるのかどうかについて明らかにすることが本研究の目的である。昨今では,父親との関係性が子どもの心理社会的な適応に影響が高いことが明確になっている。その中でも,成人形成期は最も重要な過度期であり社会の変化の影響を受けやすい。自分を支えられる力をどのように培ってきたのかに関しては,その心理的土台となるアタッチメントの要因を検討することが必要だろう。学業から就労への移行をアタッチメントの観点で検証することは,キャリア支援という現実的な援助領域についても情報を提供していく研究となるだろう。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、20代の若者の社会適応をアタッチメント、特に父親との関係性に注目して、考究することである。本年度においては、研究目的の中でも、特に恋愛関係に関するアタッチメントについて、成人形成期を含む若者対象にデータ収集を行った。恋愛関係の持ち方には特にアタッチメントの表象が現れやすい。その中でも、アタッチメントの恐れや無秩序性が関係性の中で果たす役割を明らかにすることを目的とした。 データは調査会社を通してwebによって収集した。18歳―29歳の未婚者で、現在、交際期間6ヶ月以上の恋人がいる男性100名・女性100名が対象である。現在分析中であるが、おおよその結果として、デートDV加害を説明する上で、性別、デートDV被害に加えて、アタッチメント不安やアタッチメントの無秩序性という視点を入れることの重要性は、支持された。また、アタッチメントの無秩序性は、性別、デートDV加害に加えて投入をしても、有意に説明力を増加することができた。つまり、デートDV加害においては、アタッチメントという視点を入れることは重要であるが、それがアタッチメント不安なのかアタッチメントの無秩序性なのかは現時点では不明瞭であるので、さらなる分析を進める。しかし、デートDV被害においては、アタッチメント不安ではなく、アタッチメントの無秩序性という視点を入れることの重要性が示唆された。 今後は分析を進めて、論文発表へとつなげる。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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