Project/Area Number |
19H02727
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 33020:Synthetic organic chemistry-related
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Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
山田 英俊 関西学院大学, 理工学部, 教授 (90200732)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥17,550,000 (Direct Cost: ¥13,500,000、Indirect Cost: ¥4,050,000)
Fiscal Year 2019: ¥9,230,000 (Direct Cost: ¥7,100,000、Indirect Cost: ¥2,130,000)
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Keywords | 有機合成化学 / シクロデキストリン / 構造の柔軟化 / 環状3~5量体 / グリコシル化反応 |
Outline of Research at the Start |
オリゴグルコシドが環状化したシクロデキストリン(CD)は、環状6~8量体が一般的で、広く利用されている。一方、環状3、4量体は存在しないとされてきた。私達は新しい、「糖の柔軟化」という概念を創出し、その概念を利用して環状3、4量体を有機合成し、存在を実証した。ただし、合成できた量は微量である。 本研究では、未知である環状3~5量体(ミニCD)の性質・機能を明らかにすることを目的とする。そのために、ミニCDの合成段階を短かくして量的供給を実現する。また、「糖の柔軟化」を基軸としたグリコシル化反応の開発を推進する。触媒による立体配座の変更がきっかけとなって開始する、酵素に似せた反応を開発したい。
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