Project/Area Number |
19H03789
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56020:Orthopedics-related
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
末原 義之 順天堂大学, 医学部, 客員教授 (70509405)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高阪 真路 国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所, ユニット長 (00627119)
菊田 一貴 東京歯科大学, 歯学部, 非常勤講師 (30383798)
五木田 茶舞 地方独立行政法人埼玉県立病院機構埼玉県立がんセンター(臨床腫瘍研究所), 病院 整形外科, 科長(兼)部長 (60422490)
林 大久生 順天堂大学, 医学部, 准教授 (70569128)
齋藤 剛 順天堂大学, 医学部, 准教授 (80439736)
小林 英介 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医長 (40365292)
北野 滋久 公益財団法人がん研究会, 有明病院 がん免疫治療開発部, 部長 (60402682)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥17,160,000 (Direct Cost: ¥13,200,000、Indirect Cost: ¥3,960,000)
Fiscal Year 2022: ¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2021: ¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2020: ¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2019: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
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Keywords | 骨軟部腫瘍 / 融合遺伝子 / がんクリニカルシークエンス / 骨軟部肉腫 / チロシンキナーゼ / 免疫応答 / プレシジョンメディシン / チロシンキナーゼ阻害剤 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、難治性かつ「希少がん」である骨軟部腫瘍の生命予後の改善を目的として、治療成績向上の要となる腫瘍発生・悪性化・治療抵抗の原因因子を特定し、新規治療標的およびバイオマーカーの開発を進める。特徴として、骨軟部腫瘍患者検体を用いたがんクリニカルシークエンスによる遺伝子プロファイリング、 免疫応答解析による免疫担当細胞プロファイリングならびに免疫応答の側面より生物学的理解と因子同定を進め、その成果に基づいた分子標的阻害剤適応拡大、個別化医療開発、免疫治療開発を推進することによる迅速な新規治療法を確立する。以上順次達成し、早期骨軟部腫瘍の予後改善に向けた臨床医学の基盤を構築する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、難治性かつ「希少がん」である骨軟部腫瘍の生命予後の改善を目的として、治療成績向上の要となる腫瘍発生・悪性化・治療抵抗の原因因子を特定し、新規治療標的およびバイオマーカーの開発を進めた。特徴として、骨軟部腫瘍患者検体を用いたがんクリニカルシークエンスによる遺伝子プロファイリング、 免疫応答解析による免疫担当細胞プロファイリングならびに免疫応答の側面より生物学的理解と因子同定を進め、その成果に基づいた分子標的阻害剤適応拡大、個別化医療開発、免疫治療開発を推進することによる迅速な新規治療法確立を計画した。下記順次達成し、早期骨軟部腫瘍の予後改善に向けた臨床医学の基盤構築を目指し(1) 骨肉腫のがんCS解析:骨軟部腫瘍のがんCSによるプロファイリングを進め骨肉腫のTK遺伝子変化を中心とする遺伝子変化のプロファイリングを進めた。(2) 軟部肉腫のがんCS解析:骨軟部腫瘍のがんCSによるプロファイリングを進め軟部肉腫のTK遺伝子変化を中心とする遺伝子変化のプロファイリングを進めた。(3) 骨軟部腫瘍の免疫応答解析:骨軟部腫瘍検体に対して免疫応答解析を行い、免疫担当細胞のプロファイリングを構築し、その腫瘍の発生・ 悪性度・抵抗性を担う各種免疫担当細胞の明らかにすることを試みた。本年度は昨年度に引き続き、(1),(2)計画に対して研究を進め、各がんCSのデータ蓄積と治療標的候補同定に成功した。またがんCSなどに代わる簡易検査開発のための基盤データ作成とその検証を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
計画に則り研究は進んでいるが環境や新規発見などより遅れている。(1) 骨肉腫のがんCS解析:骨軟部腫瘍のがんCSによるプロファイリングを進め骨肉腫のTK遺伝子変化を中心とする遺伝子変化のプロファイリングを進めた。(2) 軟部肉腫のがんCS解析:骨軟部腫瘍のがんCSによるプロファイリングを進め軟部肉腫のTK遺伝子変化を中心とする遺伝子変化のプロファイリングを進めた。
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Strategy for Future Research Activity |
(1) 骨肉腫のがんCS解析:骨軟部腫瘍のがんCSによるプロファイリングを進め骨肉腫のTK遺伝子変化を中心とする遺伝子変化のプロファイリングを進める。細胞株及び手術検体で骨肉腫治療標的と考えられる遺伝子変化の同定とその簡易検査開発とその検証を進めた。(2) 軟部肉腫のがんCS解析:骨軟部腫瘍のがんCSによるプロファイリングを進め軟部肉腫のTK遺伝子変化を中心とする遺伝子変化のプロファイリングを進める。 具体的には、現在までに注目をしている軟部肉腫のTK遺伝子変化を中心に、潜在的な新規治療標的群の選出を行い、TK遺伝子変化疫学的・臨床病理的背景解明と発現検証を進める。RNAベースの解析で複数の新規TK融合遺伝子を骨軟部肉腫に同定を進める。
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