Development of the Global Standard for the Material Incorporation People-Centered Care: Devised through Cooperation of the Community people and and Health Care Provider
Project/Area Number |
19H03966
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | Saitama Prefectural University (2022-2023) St. Luke's International University (2019-2021) |
Principal Investigator |
高橋 恵子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (90299991)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
有森 直子 新潟大学, 医歯学系, 教授 (90218975)
亀井 智子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (80238443)
麻原 きよみ 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (80240795)
朝澤 恭子 東京医療保健大学, 看護学部, 准教授 (70737155)
新福 洋子 広島大学, 医系科学研究科(保), 教授 (00633421)
大森 純子 東北大学, 医学系研究科, 教授 (50295391)
射場 典子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (00258980)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥16,770,000 (Direct Cost: ¥12,900,000、Indirect Cost: ¥3,870,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2021: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2020: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2019: ¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
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Keywords | People-Centered Care / 市民主導型ケア / 教材開発 / パートナーシップ / e-learning / 市民と専門職 / 市民 / 保健医療専門職 / 市民主導 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、5ヶ年計画を通して、研究代表者らが、我が国の超高齢社会に伴う深刻な健康課題の解決に向けて2003年度から取り組んできた「市民主導型ケア:People-Centered Care(PCC)」における研究成果を集約し、市民と保健医療者とのパートナーシップの向上をめざす、市民と共に考える実践例を取り入れたeラーニング教材を開発する。さらに、本研究では、国内にとどまらず、グルーバルヘルスの動向を見据えた、グローバルスタンダードとなりうる教材開発を目指すものである。
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Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は、超高齢社会に伴う健康課題の改善に向け、市民と保健医療者とのパートナーシップの向上を目指し、既存のPeople-Centered Careに関する研究成果を集約し、市民と保健医療者が共に考える「市民主導型ケア:People-Centered Care(PCC)」の動画教材【パート1:PCCの概要】【パート2:PCC実践例】に続けて、今回【パート3:PCC活動事例】を作成した。 教材の作成方法は、PCCに精通する研究者らで、市民と保健医療者が共に学ぶPCC教材事例に適したPCC活動事業(市民と保健医療者が共に取り組んでいる活動事業)を検討し、5事業を選定した。次に、選定した事業責任者に教材作成の協力を依頼し、各事業メンバー(市民と保健医療者)と共に内容を確認しながら教材を作成した。多彩な活動メンバーで取り組むPCC活動事例は、①市民を対象にした健康情報サービス事業、②高齢者とその家族を対象にした家で死ねるまちづくり事業、③子どもと子どもにからだのことを伝える人を対象にしたからだフシギ事業、④難病を持つ当事者と家族を対象にしたパートナーシップ事業、⑤高齢者と子どもを対象にした多世代交流デイプログラム事業の5事例とした。 教材内容は、PCC活動事例における活動経緯、活動目的・目標、活動メンバー、活動内容、PCCによる意義について紹介した。教材のポイントは、各PCC活動事業(5事例)の市民と保健医療者とのパートナーシップの8要素<互いに理解する・互いを信頼する・互いに尊敬する・互いの持ち味を活かす・互いの役割を担う・共に乗り越える・意思決定を共有する・共に学ぶ>に焦点を当てた内容構成であった。各事業の動画の所要時間は約5~10分とし、インターネット上で視聴できるPCCサイトを作成した。またDVD教材も作成した。 さらに、PCCガイド(日本語版)の説明内容を見直し更新した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画通り、教材作成を終え、おおむね順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の計画は、次年度(2022年度)に、作成した教材のユーザビリティー評価を行う予定である。具体的には、2020年と2021年に作成したPCC動画教材(【パート1】【パート2】【パート3】)について、ユーザーとなる市民(現在、保健医療者と活動している者、または活動しようと考えている者)と専門職(市民と活動している者、または活動しようとしている者)を対象に、PCC教材をWeb上で視聴してもらい、その教材の使いやすさや活用による満足度、活用可能性などのユーザビリティー(usability)についての調査を行う。その結果をもとにPCC教材内容およびPCCサイトを精錬する予定である。同時に、グローバルヘルスにおける動向を視野に入れ、グローバルスタンダードとなる英語版のPCC動画教材を2023年度までに完成させる予定である。
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Report
(3 results)
Research Products
(5 results)