キブクレハボウキ属多毛類を用いた骨片生成機構の解明
Project/Area Number |
19J00160
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 45030:Biodiversity and systematics-related
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Research Institution | Nagoya University (2021) National Institute of Polar Research (2019-2020) |
Principal Investigator |
自見 直人 名古屋大学, 理学研究科, 助教
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Project Period (FY) |
2019-04-25 – 2022-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | 分類 / 系統 / 骨片 / 進化 / バイオミネラリゼーション |
Outline of Research at the Start |
多毛類における骨片の獲得機構の解明を目的とする。そのためにまず骨片を保持している種の把握・系統的位置の把握を行う。その後骨片保持種と近縁の系統間での薄片切片等を用いた内部形態の比較を行う。これらの結果を元に多毛類における骨片獲得の過程を明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
分子系統解析において必要となる比較対象である多毛類の各科、なかでもハボウキゴカイ科、クマノアシツキ科、ミズヒキゴカイ科の標本を引き続き重点的に収集した。これらの標本はそれぞれCOI, 16S, 18S, 28Sの遺伝子領域配列を既に決定した。これらの種においては分類学的な整理をまず行い、未記載種である場合は記載した。特にキブクレハボウキに近縁な(または内包すると考えられている)カンテンハボウキ属の5新種を記載し、遺伝子配列を得たことで、本属およびカンテンハボウキ属の系統関係解明に大きく寄与した。南極域から採集した多毛類について各分類群の網羅的な生物相の論文として投稿した。また、オーストラリアの研究者と共同研究を行い、亜南極に生息する多毛類の形態・分類学的な研究を行い論文として出版した。 その他の成果についても論文としての出版を行った。分子系統解析については現在多くの共同研究者と共に協調して進めている。 その他の比較用サンプルについても採集を進めており、順調に採集・形態観察・遺伝子解析を進めることができている。これについては随時論文として出版し分類学的な整理を行うことで整理していく予定である。 次世代シーケンサーを用いたショットガンシーケンスにより多毛類20種のミトコンドリア全長配列および18S, 28Sの全長配列を取得することに成功した。データ量が多く解析にパソコンのスペックが必要なため現在別の拠点において解析中である。解析後分子系統解析に用いることでさらに高精度の系統関係推定を行うことができると考えている。 COVID-19で中止になった南極における観測に再度挑戦するために現在複数の共同研究を進めており、順調に進めば来年度現地における観測が可能である。そこでキブクレハボウキの生体を採集することによりさらに詳細な骨片生成機構を明らかにすることができる。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(16 results)
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[Presentation] Deep-sea macrobenthos biodiversity survey at the Southern Ocean in KH-19-6 Leg 42020
Author(s)
Naoto Jimi1, Akito Ogawa, Shimpei F. Hiruta, Chong Chen, Itaru Kobayashi, Hironori Komatsu, Masanori Okanishi, Gregorius Altius Pratama, Satoshi Imura, Hidetaka Nomaki, Kenichiro Tani, Minoru Ikehara
Organizer
The 11th Symposium on Polar Science
Related Report
Int'l Joint Research
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