Research on singularity problem in early universe
Project/Area Number |
19J00294
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 15010:Theoretical studies related to particle-, nuclear-, cosmic ray and astro-physics
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
吉田 大介 神戸大学, 理学研究科, 特別研究員(PD) (90849861)
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Project Period (FY) |
2019-04-25 – 2022-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 時空特異点 / 宇宙論 / 一般相対論 / 重力理論 / 初期宇宙論 / 特異点 / 初期宇宙 |
Outline of Research at the Start |
時空特異点の回避は、超高エネルギー領域における未知の量子重力理論に期待する性質の一つです。しかしながら、そのような性質を反映した有効的な古典重力理論は未だ確立していません。本研究では超高エネルギー領域の重力理論の理解のため、これまで注目されていなかった非スカラー曲率特異点をも含む、あらゆる時空特異点の生じない有効古典重力理論の構築とその安定化をおこないます。さらに、上記の問題を解決した理論においてインフレーション宇宙論に応用し、密度ゆらぎの観測による、特異点解消の検証方法の提唱をおこないます。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、超高エネルギー領域の重力理論の理解のため、宇宙初期特異点の性質を解明し、あらゆる特異点を防ぐための機構を明らかにすることです。 これまでの研究において、「スカラー曲率特異点」と呼ばれる種類の特異点については、その生成を緩和するモデルが提唱できています。一方で、これとは異なる種類の「非スカラー曲率特異点」と呼ばれる特異点については、その性質が、最も単純な宇宙である一様等方宇宙の場合にしか明らかではありませんでした。本年度は、これまで一様等方宇宙に対して行っていた解析を、一様等方とは限らないより一般の宇宙へと拡張しました。その結果、一様等方でないような宇宙において「非スカラー曲率特異点」に分類される宇宙初期特異点が存在するかどうかの判別法を明らかにしました。 特に、この判別法により、前年度までの研究で得られていた、安定でかつスカラー曲率特異点を持たないような宇宙が、実は、非スカラー曲率特異点を持つということが明らかになりました。したがって、この結果はこれまでの枠組みがあらゆる特異点を解消する機構としては不十分であるを表しており、さらなる研究が必要であることが明らかになりました。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(26 results)