数理モデル解析による幻覚の発現に関わる神経基盤の解明と治療戦略の構築
Project/Area Number |
19J01300
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
渡部 宏幸 大阪大学, 医学系研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2019-04-25 – 2022-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | レビー小体型認知症 / 幻覚 / 妄想 / 情動 / 介護 |
Outline of Research at the Start |
幻視とは、実際にはないものが存在するかのように見えてしまう幻覚のことである。自発的な現象であるため、患者が幻視を体験しているところを診察や実験場面等で都合よく医療者が遭遇できることは少ない。 我々は先行研究で、幻視と現象学的にも神経学的にも類似した「パレイドリア」という錯視を幻視の代用尺度として患者から誘発し、幻視の有無を推定し定量化する方法を作成した。そこで本研究では幻視が生じることの多いレビー小体型認知症を対象に、幻視様錯視であるパレイドリアの発現と関連する脳領域をSPECTおよびMRIのVBM法で解析し、幻視の発現に関与する神経基盤を明らかにすることを目的としている。
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Outline of Annual Research Achievements |
幻視とは、実際にはないものが存在するかのように見えてしまう幻覚のことである。自発的な現象であるため、患者が幻視を体験しているところを診察や実験場面等で都合よく医療者が遭遇できることは少ない。我々は先行研究で、幻視と現象学的にも神経学的にも類似した「パレイドリア」という錯視を幻視の代用尺度として患者から誘発し、幻視の有無を推定し定量化する方法を作成した。 本研究は、幻視が生じることの多いレビー小体型認知症を対象に、幻視や幻視様錯視であるパレイドリアの発現と関連する脳領域をSPECTおよびMRIのVBM法で解析し、神経基盤を明らかにすることを目的としている。採用3年度目である昨年度は、前年度と同様にパレイドリア・テストや他の神経心理学的検査をレビー小体型認知症患者に実施しデータを取得した。MRI、SPECTも同時に実施し、おおむね順調にデータを取得できた。幻視やパレイドリアの発現と腹側視覚路を含む後方皮質の異常との関連が示唆された。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(5 results)