Project/Area Number |
19J01715
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 10040:Experimental psychology-related
|
Research Institution | Senshu University (2020-2021) Nagoya University (2019) |
Principal Investigator |
角谷 基文 専修大学, 文学研究科, 特別研究員(PD)
|
Project Period (FY) |
2019-04-25 – 2022-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
|
Budget Amount *help |
¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2019: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
|
Keywords | 社会的随伴性 / 自閉スペクトラム症 / 機能的MRI / 社会的報酬 |
Outline of Research at the Start |
本申請計画は「自分の行動に対する他者の反応を予測するメカニズムが、他者との関わりへのモチベーションに関与しているのか」を検討し、さらにそのメカニズムと自閉症特性の関連を検討することを目的としている。これらについて検討するために、以下の2つの実験を予定している。①予測と結果の一致が自他の随伴性に伴う社会的報酬を生じさせる現象及びその神経基盤の解明、②社会的報酬が社会的関わりへの意思へと転化されるメカニズムの解明
|
Outline of Annual Research Achievements |
本申請計画は、社会的相互作用へのモチベーション生成過程の神経メカニズムを機能的MRI(fMRI)を用いて解明することを目的としている。本年度は、2つの研究を実施した。1)驚きが社会的相互作用へ与える影響の検討、2)他者の行動選択が自身の行動選択に与える影響の検討。 1)驚きが社会的相互作用へ与える影響の検討 昨年度実施した行動実験の結果を解析した結果、申請者の仮説通り、驚き(予測と結果の差)が社会的相互作用に伴う嬉しさを下げていることが明らかになった。しかし、その驚きが、どのようにその後の行動選択を変容させているのかには言及することができなかった。従って、追加での実験が必要になったが、新型コロナウイルスの影響で実験を実施できなかったため、既存のデータを用いてシミュレーション解析を実施した結果、驚きは驚きが発生しやすい対象の選択を減少させることが示された。今後はこの成果をもとに、引き続き実験を実施していく。 2)他者の行動選択が自身の行動選択に与える影響の検討 申請者は、本年度の5月からオランダのアムステルダム自由大学に留学し、Dr. Bjorn Lindstromと共に他者の行動選択が自身の行動選択に与える影響を検討してきた。新型コロナウイルスの影響で、心理実験や脳機能実験など、実験参加者と顔を合わせて実験を行うことが出来ず、Dr. Lindstromが以前取得したfMRIデータの解析および、新たなオンライン実験を実施した。結果、過去の他者の選択が、現在の実験参加者の選択に影響を与えることが示された。現在は、それらのデータをまとめ、論文化する段階にある。
|
Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
|