Project/Area Number |
19J13828
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 61030:Intelligent informatics-related
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Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
高野 諒 電気通信大学, 情報理工学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2019-04-25 – 2021-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2020: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2019: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 進化計算 / 群知能 / 動的最適化問題 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、実環境へ展開可能な「複合型動的環境における群知能アルゴリズム」の実現のために、時間経過によって変化する最適解に追従する群知能アルゴリズムを構築する。このための問題として、空間軸と時間軸上において様々に変化する単峰性動的関数と、それらを組み合わせた多峰性動的関数の最小化問題を設計し、変化する最小解への追従性の可能性と限界を明確にする。その後、時間経過により輸送先や混雑状況が変化する災害時の物資輸送問題などに適用して物資の平均配送時間を明確にすることで実応用可能性を明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,様々な環境変化に対して追従可能な探索方法を確立するために,(1)解の空間・時間的変化への対応と,(2)環境変動への対応,(3)機能障害への対応と,これら3つの対応を統合した複合型動的環境における群知能アルゴリズムの構築と有効性の検証を目的とし,動的環境に対し最適な探索戦略(現在の最適解と未来の最適解候補の適切な探索バランス方法など)を提示する群知能アルゴリズムの設計論への展開を目指す. その目的達成に向けて2019年度では,(1)解の空間・時間的変化への対応と(2)環境変動への対応を行った.この成果として,(1)に関しては,変化を課題となる要素ごとに整理し,それらの要素に対応する追従メカニズムをそれぞれ考案することに成功した.(2)に関しては,変化の要素が複合した問題においても,提案した追従メカニズムを組み合わせることによって追従可能となることを明らかにし,変化が連続的な問題全般に対する追従性の獲得に成功した.また,提案したメカニズムは単一のアルゴリズムのみならず複数の群知能アルゴリズムに組み込み可能であることを明らかにし,動的環境のための群知能アルゴリズムの設計論への展開に向けて知見を得た. 学会活動としては,学会誌1件(SICE Journal of Control, Measurement, and System Integration)への投稿,国際学会1件(The 3rd International Symposium on Swarm Behavior and Bio-Inspired Robotics)にて口頭発表,国内学会1件(進化計算学会 進化計算シンポジウム2019)にてポスター発表をそれぞれ行い,研究成果を発表している.
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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