Functional analysis of bioactive ingredients from Miso
Project/Area Number |
19J14971
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 38040:Bioorganic chemistry-related
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
中村 文彬 早稲田大学, 早稲田大学大学院先進理工学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2019-04-25 – 2021-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 生理活性物質 / ケミカルバイオロジー / 抗ストレス活性 / 味噌 / エピゲノム |
Outline of Research at the Start |
日本食に特徴的な発酵食品のひとつ、味噌は昔から日常的に摂取されてきたが、味噌に含まれるどのような成分が日本人の健康に貢献しているかについては、いまだ十分には理解されていない。本研究では、食品成分の微弱な影響を検出しうる評価基準としてエピゲノムの変化に着目して研究を行い、味噌から有効成分を探索した。その結果、抗ストレス作用が示唆される成分として、フェルラ酸エチルエステル(FAEE)を同定した。このFAEEは味噌の保健効果を考える上で非常に興味深い活性成分であったため、FAEEの作用メカニズムの解析を目指した。
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Outline of Annual Research Achievements |
味噌からエピゲノムを指標とした生理活性成分の探索により、抗ストレス活性成分フェルラ酸エチルエステル(FAEE)を明らかにしたが、本成分の作用メカニズムは知られていない。低分子化合物の作用メカニズム解明へのアプローチは様々あるが、エピゲノム調節は酵素だけでなく、様々な補酵素や補因子など数多くの制御因子によって巧妙に制御されているため、FAEEによる直接の標的分子を同定することはメカニズムを理解する上で重要となる。そこで本研究では、FAEEの標的分子および標的遺伝子領域を明らかにすることでFAEEの作用メカニズムの解明を目指している。 本年度はマウスES細胞から分化誘導した神経幹細胞からのFAEE標的分子候補の探索を行った。令和一年度に合成したFAEEのプローブ分子を用いて、標的分子のプルダウン実験を行った結果、FAEE結合ビーズに特異的なバンドが複数得られた。バンドについてはLC-MS/MSによるアミノ酸配列解析によって候補タンパク質を明らかにしており、現在、その標的分子候補をターゲットとしたshRNAベクターを作製およびノックダウン細胞におけるフェノタイプを確認している。 また、FAEEの神経分化誘導作用機構を遺伝子発現変化の面から推察するため、FAEEで処理した神経幹細胞からcDNAの調製を行い、RNA-seqを用いた網羅的遺伝子発現解析を行った。FAEE処理によりcontrolと比べて転写量が1.5倍以上に上昇もしくは低下したタンパク質をコードしている遺伝子がそれぞれ24ずつ得られた。また、転写量が2倍以上に変化した114のノンコーディングRNAを得た。これらの遺伝子について、real-time PCRによる遺伝子発現量の確認を行うとともに、神経分化誘導作用との関係性を検証している。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)