• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

グルタミン飢餓により誘導される新規リソソーム活性調節機構の解明

Research Project

Project/Area Number 19J21426
Research Category

Grant-in-Aid for JSPS Fellows

Allocation TypeSingle-year Grants
Section国内
Review Section Basic Section 44010:Cell biology-related
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

朽津 芳彦  東北大学, 生命科学研究科, 特別研究員(DC1)

Project Period (FY) 2019-04-25 – 2022-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2021)
Budget Amount *help
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywordsリソソーム / オートファジー
Outline of Research at the Start

リソソームは酸性加水分解酵素を含むオルガネラで、膜内に取り込まれた生体分子の分解に関与している。オートファジーが亢進し、リソソームへ多くの基質が流れ込む栄養飢餓時には、リソソームの分解能が亢進していると考えられる。しかしながら、これまで飢餓によるリソソームの分解能の調節機構はほとんど分かっていない。申請者は、低分子量Gタンパク質Rab7の欠損細胞の解析を通して、グルタミン飢餓により、リソソームの分解能が急速に亢進する現象を独自に見出した。本研究では、このRab7欠損細胞をモデル系に用いて、細胞がグルタミン飢餓を感知する分子メカニズムを解明することで、新規リソソームの活性調節機構の解明を目指す。

Outline of Annual Research Achievements

リソソームは酸性加水分解酵素を含むオルガネラで、エンドサイトーシスやオートファジーにより膜内に取り込まれた生体分子の分解に関与している。このた め、リソソームの分解活性を適切に保つことは、細胞内の恒常性の維持に不可欠である。特に、オートファジーが亢進し、リソソームへ多くの基質が流れ込む栄 養飢餓時には、リソソームの分解能も亢進していると考えられる。しかしながら、これまで飢餓によるリソソームの分解能の調節機構はほとんど分かっていな い。低分子量Gタンパク質Rab7の欠損細胞の解析を通して、栄養飢餓により、リソソームの分解能が急速に亢進する現象を独自に見出した。本研究では、このRab7 欠損細胞をモデル系に用いて、新規リソソームの活性調節機構の解明を目指す。前年度までに、栄養飢餓によりオートファジー経路の最終段階(オートリソソー ムの分解・再生過程)が促進されることを見出している。さらに、オートファジー経路だけでなく、エンドサイトーシス経路も栄養飢餓により促進されることを 見出している。本年度は、その分子メカニズムにアプローチするため、リソソーム内腔の酸性化を制御するプロトンポンプ・V-ATPaseに着目した。V-ATPaseの活 性は、細胞質中に存在するV1サブユニットとリソソーム膜に局在するV0サブユニットの複合体形成により制御される。そこで蛍光タンパク質を付加したV1、V0サ ブユニットを発現する細胞株の樹立に成功し、栄養条件、飢餓条件における複合体の形成能を評価できる実験系を構築した。来年度以降の解析によって、栄養条 件に依存した複合体の形成能の変化について解析が進展するものと期待される。

Research Progress Status

令和3年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

令和3年度が最終年度であるため、記入しない。

Report

(3 results)
  • 2021 Annual Research Report
  • 2020 Annual Research Report
  • 2019 Annual Research Report
  • Research Products

    (4 results)

All 2021 2020 2019

All Journal Article (1 results) (of which Int'l Joint Research: 1 results,  Peer Reviewed: 1 results,  Open Access: 1 results) Presentation (3 results)

  • [Journal Article] Homeostatic regulation of STING by retrograde membrane traffic to the ER2021

    • Author(s)
      Mukai Kojiro、Ogawa Emari、Uematsu Rei、Kuchitsu Yoshihiko、Kiku Fumika、Uemura Takefumi、Waguri Satoshi、Suzuki Takehiro、Dohmae Naoshi、Arai Hiroyuki、Shum Anthony K.、Taguchi Tomohiko
    • Journal Title

      Nature Communications

      Volume: 12 Issue: 1 Pages: 61-61

    • DOI

      10.1038/s41467-020-20234-9

    • Related Report
      2020 Annual Research Report
    • Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
  • [Presentation] 自然免疫分子STINGシグナルの収束機構2020

    • Author(s)
      朽津芳彦、向井康治朗、田口友彦
    • Organizer
      第72回日本細胞生物学会大会
    • Related Report
      2020 Annual Research Report
  • [Presentation] ミクロオートファジーによる自然免疫分子STINGのリソソーム分解2020

    • Author(s)
      朽津芳彦,高阿田有希,向井康治朗,田口友彦
    • Organizer
      日本生化学会東北支部 第86回例会・シンポジウム
    • Related Report
      2020 Annual Research Report
  • [Presentation] 自然免疫分子・STINGをモデルとしたリソソームへの新規輸送経路の解析2019

    • Author(s)
      朽津芳彦、向井康治朗、小川笑満里、新井洋由、田口友彦
    • Organizer
      第18回次世代を担う若手ファーマバイオ フォーラム2019
    • Related Report
      2019 Annual Research Report

URL: 

Published: 2019-05-29   Modified: 2024-03-26  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi