シェーグレン症候群の発症メカニズムの解明-Runx1との関与-
Project/Area Number |
19J40027
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 57060:Surgical dentistry-related
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Research Institution | Okayama University (2020-2021) Osaka University (2019) |
Principal Investigator |
皆木 瞳 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 特別研究員(RPD) (70754810)
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Project Period (FY) |
2019-04-25 – 2022-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 唾液腺 / シェーグレン症候群 / 再生 |
Outline of Research at the Start |
本研究の研究方法としては主にモデルマウスを用いて免疫学的解析を行う。まずシェーグレン症候群の発症におけるRunx1の役割を解析する目的で、胸腺および脾臓中のリンパ球の解析を行い全身免疫調節系への関わりを検討する。さらに病因に基づいた治療法を開発することがこの研究の最終的な目標である。唾液腺疾患であるシェーグレン症候群に対してRunx1をターゲット遺伝子として、cKOとシェーグレン症候群モデルマウスの両方を用いて解析するという新しい試みであり、詳細なメカニズム解析に成功することができればシェーグレン症候群の治療法を樹立する研究基盤を確立することとなり、非常に特色のある研究になると考えている。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では唾液腺疾患であるシェーグレン症候群発症におけるRunx1の役割を詳細に解析することが目的である。シェーグレン症候群もモデルマウスの解析を行い唾液腺疾患のみでなく、口蓋などの変異について解析を行った。 本年度は実際のシェーグレン症候群患者の解析も積極的に実施した。口腔乾燥症患者の投薬調査を実施し、Clinal Oral Investigation誌にAnalysis of medication-induced xerostomia in elderly Japanese patientsとして掲載された。同内容は口腔乾燥を引き起こす薬剤とシェーグレン症候群について検討を行った。 さらにシェーグレン症候群のヒト組織サンプルを用いて解析を開始した。複数のシェーグレン症候群に対して、症例集積、mRNAの抽出・選択、mRNA発現解析から自己免疫で働く主要遺伝子を抽出することを行った。また多重免疫染色により、形態学的環境下でのSpatial解析を行い、臨床学的特徴との免疫動態関連に関する検索を行っている。その上で症例の進行を層別化していく。 未だ治療法が確立していないシェーグレン症候群に対して、遺伝子変化を分析し治療法を立案することで、早期発見し、有効な治療法を見出し臨床応用まで実現させることで破壊的イノベーションを起こし、社会に還元していきたいと考えている。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(9 results)