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音声情報の視覚化による日本語学習者のための会話教材の開発

Research Project

Project/Area Number 19K00722
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 02090:Japanese language education-related
Research InstitutionNanzan University

Principal Investigator

鹿島 央  南山大学, 人文学部, 研究員 (60204377)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 橋本 慎吾  岐阜大学, グローカル推進機構, 教授 (20293582)
Project Period (FY) 2019-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2019: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Keywordsアクセントダイアグラム / AD図 / 段差表示 / 傾斜表示 / アクセント教育 / 発音の視覚情報 / リズム型 / アクセント型 / 語レベル / 文レベル / 日本語初級学習者 / 教材化 / 読み上げの結果 / AD図による練習 / 自習教材 / リズムの表示 / アクセントの表示 / イントネーションの表示 / 初級学習者 / 英語話者 / 会話文 / 日本語音声教育 / 韻律的特徴 / 視覚化 / 会話教材 / 自律学習
Outline of Research at the Start

話し言葉を学習するため、多くの日本語教材には「会話」の項目が含まれているが、学習者の最初の活動は、教師の発話や付属のCDなどを聞いて模倣することである。その際発音については、何に注意して練習すればいいのかなど、音声上の手がかりを示した教材はほとんどないのが現状である。本研究では、会話教育に適用できる音声上の手がかりを目に見える形で提示し、その効果を実証した上で、汎用性のある会話教材を作成する。

Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、日本語のリズムとアクセントを同時に視覚表示できる2種類のアクセントダイアグラム(AD図)が学習者の音声習得に効果があるかどうか、またどちらの図が効果的かを検証し、最終的にはWEB教材を作成することである。2023年度は、引き続き共同研究者(岐阜大学)の教員1名とオンラインでのリモート収録で2名追加実施し、合計14名の協力者を得た。収録内容はこれまでと同じく、3週間の間をあけて2回実施し、それぞれ1時間のうちに1回目は聴取課題および語と文の生成課題、2回目はAD図の説明と練習、さらにはAD図を用いて1回目に正しく生成できなかった語と文の生成課題である。2023年度は、これまでの収録結果を分析し、2種類のAD図(段差表示と傾斜表示)の効果に違いがあるかどうかについて検証した。効果があるかどうかについては、1回目で間違えた語を2回目にAD図を初めて見て正しく生成できるどうか(初見正答率と初見正答数)をアクセント型ごとに分析した。この結果、傾斜表示での収録の方が、初見正答数が有意に高いことが分かった。このことから、アクセント教育においては単に段差を示し発音する教育方法ではなく、アクセント核のある拍の次の拍内の母音の下降に注目した教育方法がより効果的であることが示唆される結果となった。この結果については、日本音声学会第347回研究例会にてオンラインでの口頭発表を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

オンラインによる収録のため、思うように調査協力者が得られないことが挙げられる。当初の予定では、英語を母語とする初級学習者10名であり、現在14名の協力者が得られているが、想定しているレベルの学習者がそろっているとは言えない状況である。この結果、分析結果にばらつきがあり、分析に手間取ったことが遅れていると考える理由である。

Strategy for Future Research Activity

一つには、文レベルでの分析が残っていること、二つ目にはWEB教材の開発をおこなうことである。

Report

(5 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • 2021 Research-status Report
  • 2020 Research-status Report
  • 2019 Research-status Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2023

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 語アクセントの視覚化が英語を母語とする日本語学習者のアクセント生成に与える効果について2023

    • Author(s)
      鹿島 央、橋本慎吾
    • Organizer
      日本音声学会
    • Related Report
      2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2019-04-18   Modified: 2024-12-25  

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