Project/Area Number |
19K00835
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
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Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
西川 惠 東海大学, 工学部, 准教授 (10453705)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山内 豊 創価大学, 教育学部, 教授 (30306245)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2019: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | ESP / CLIL / 航空英語 / スピーキング / 流暢性 / 第二言語習得 / ELF / World English / 航空機操縦士 / 認知的負荷 / CALL / 教材開発 / フライトシミュレータ / 英語教育 / 外国語習得研究 / 航空 |
Outline of Research at the Start |
本研究では,非英語母語話者である航空機操縦士訓練生が英語で訓練を受ける際に必要な英語力とは何かを明らかにし,訓練生向けのESP(English for Specific Purposes,特殊目的のための英語)およびEGP(English for General Purposes,一般目的のための英語)教材を開発する。開発のためにまず訓練時の教官とのやり取りを録音,談話・ニーズ分析を行い必要なESPおよびEGP項目を特定する。併せてパソコンを利用した,訓練生が自主学習できる自律学修システムを開発し,試用・改善し,最終成果を無償公開する。
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Outline of Annual Research Achievements |
2022年度後半に再開した訓練空港への出張は引き続き2023年度も継続できた。訓練プログラム統括者とのミーティングの一部も継続できたが、予定外の人事配置や統括者等の事情などで変更せざるを得ない予定項目も発生した。予定していた一部の教材用資料については、訓練所の都合等を調整し徐々に可能な限り実施していく予定である。 2022年度までバラバラであった訓練修了生の帰国も、前年度と比較すると予定の目途が立つようになってきた。ただ、帰国時期が以前よりまだ遅いタイミングのままであったため、帰国後就職活動開始までの期間が短く、また卒業までにも時間が十分にとれなかった。結果として修了生を帰国後雇用して進める作業については、一部予定通り終了できず次年度へ持ち越すことになった。 そのような状況下ではあったが、ワーキングメモリやスピーキングテスト形式についての実験研究は進め、最適なスピーキング測定形式の検討は行い、結果を国際学会等にて報告した。飛行時のパフォーマンスとワーキングメモリは大きく関係しているため、検証結果は今後の教材開発のための資料とする。また、ESPスピーキング力を測定するために最適なテスト形式についても今後の研究へつなげて発展させていく。 2024年度は学習プラットフォームの探索、教材内容の搭載、VR機器との連携、を進めていく。データ収集・文字起こし・教材作成の継続、日本での専門カリキュラムとの連携等は引き続きより強化していく予定している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
予定外の人事配置や統括者等の事情などで変更せざるを得ない予定項目が発生したため。訓練所の都合等を調整し徐々に可能な限り実施していく予定であるが、引き続き実施方法などは検討が必要な状況が続いている。また、引き続き帰国後から卒業までの期間は短い傾向にあり、人材の安定的確保が困難であったため。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度実施できることとして、統括者の事情や訓練所の事情に配慮しながら教材資料の収集や検証を行う。予定通り実施できない項目が残っても教材開発は進められるよう多様な資源を探しておくよう心掛ける。修了生は順次帰国しているので、教材の使用感を調査する等実際の使用に向けてのステップを進めていく。
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